【シンガポール】2013年度予算案

2013年3月7日、シンガポールの国会において、ターマン・シャンムガラトナム副首相兼財務相より2013年度予算案が発表されました。本年度のテーマは、「より良いシンガポールを目指して:質の高い成長、技術革新や質の高い経済成長」 であり、そしてその利益はシンガポール国民が享受するとしています。

政府は2013年のシンガポールのGDP成長率を前年同様1%から3%の間の微増という見通しを出しています。これは昨年の1.3%成長に相当し、政府は2013年3月の事業年度末に13億SGDの黒字財政の計上、もしくは対GDP比0.4%成長を見込んでいます。

「品質・生産性向上計画」は企業の向上、より良い職業機会の創造、そして賃金の引き上げ支援を目指したものです。

  1. 外国人労働者に関する方針の強化
    シンガポール政府はすべてのセクターのワーク・パミット(WP)労働者及びSパス労働者を対象とし、外国人雇用税をひきあげることにより、外国人労働者人口の引き締めを強化しています。企業の向上支援のため追徴金が課税され、その成果はほかの労働者に還元されているのです。
  2. 2013年から2015年の期間限定企業サポート「3年間移行支援パッケージ」
    賃金クレジット・スキーム(WCS)
    政府はシンガポール国民の従業員昇給分に対し40%を助成するため、36億SGDの割り当てを決定しました。
    生産性・技術革新控除(PIC)
    労働生産性向上のための投資活動に利用するよう推奨された優遇税制であり、2013年から2015年までの間の賦課年度内に認定されたPIC活動において最低5,000SGDを支出した企業には、同額(上限150,000SGD)の交付金が現金で支給されます。これは現在のPICへの追加措置として設定されました。
    2013年から2015年の3年間、各賦課年度の法人税30%の払い戻し措置(上限30,000SGD)
  3. 企業の生産性及び付加価値向上支援のためのインセンティブの強化、及び当該支援の利用しやすさの向上
  4. 製造業分野における新成長産業を創出、及び自国のサービス産業が急成長するアジア経済の中でチャンスをつかむための予算枠の割り当て

すべてのシンガポール国民が成長による利益を享受するため、政府は、低所得者層に対する中央基金支援の給付率の向上、空き物件に対する固定資産税還付特権の廃止、税金の還付そしてPIC(生産性・技術革新控除)の現地企業への促進と言った指針を示しています。

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