【香港】2013年‐2014年度予算案

2月27日、香港特別行政区財政司司長ジョン・ツァンにより2013-14年度予算が公示されました。昨年からの経済予想と経済悪化の兆候をよそに、政府は649億HKDの黒字見通しであることを発表。香港の国庫準備金は現在7300億HKDにのぼり、GDPの36%を占めるまで達しています。

2013-14年度予算は1月に発表された施政報告に盛り込まれた新政策に合わせて財源を提供し、経済振興、人的資源の有効活用、インフラ投資と民生支援という4項目に措置を講じています。政府は、1.3%という緩やかな成長にとどまった輸出伸び率に追加的経済刺激効果を期待しており、2013-2014年は昨年度GDP比1.5%-3.5%増を見込んでいます。

下記今年度予算の主要項目要約文:

  • 貿易・物流サービス
    • 12ヘクタールの土地に物流施設を開発
  • 金融サービス
    • 政府債発行額を2,000億HKDまで拡大
    • I-Bond(インフレ連動型債券)の発行額を100億HKDまで拡大
    • プライベートエクイティファンドに対し、オフショアファンドと同じ免税措置を適用
    • 中小企業支援:
      • 2013-2014年の商業登記費用の免除
      • 中小企業輸出促進基金への補助金を200,000HKDへ拡大
  • 税金の免除
    • 一定税率の免除(四半期毎1,500HKDを上限とする)
    • 2013-2014年の法人所得税、個人所得税の75%を還付(上限10,000HKD)

この年度予算は、昨年に引き続き、長期的政策と同時に単発的施策を盛りこんで組成され、大方合理的な政策として受け入れられました。そして香港が今後も有効な司法区域として人々を惹きつけ、地域及び世界的オペレーションそして、国際金融や貿易センターの拠点であり続けるために大きく寄与するものになると受け止められています。

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