財団法人の設立国

ゼットランドでは、お客様の目的に合った財団法人の設立を提供し、且つその財団法人が税的に効率よくまた透明性があり、コンプライアンスに従って運営されるよう適切なサービスを提供しております。

財団法人の設立国

オフショアで財団を設立する場合において、その国の法律や規制面でのバックグラウンドを十分に検討することが重要です。リヒテンシュタインは私益のための財団法人規制のパイオニアであり、同国は厳格な守秘義務制度をとっています。2010年にはベリーズが他国(特にアンティグア・バーブーダ、バハマ諸島やマン島など)をモデルとした財団法人を認める規制を導入し、2003年にはセントキッツ(ネイビス)も同様の規制を導入しています。

下記の表は、リヒテンシュタイン、ベリーズ、セントキッツ(ネイビス)と、主要な3つの司法管轄における財団法人の主な要素を比較したものです。

リヒテンシュタイン ベリーズ セントキッツ
(ネイビス)
財団法人の種類 登記または非登記 取り消し不可(ただしどうしても必要な場合は理事長より取り消しも可能)、公益財団及び一般財団 普通(非課税でない場合)または非課税(セントキッツでは課税されない)
最小資本金 現金または現物によりCHF 30,000 最小資本金の定め無し 最小資本金の定めなし
課税 申告された純資産の0.1% 、但し最低金額はCHF 1,800 国内所得のみに課税 国内所得のみに課税
会計 監査の必要はないが、年次資本税のため、納税申告書、資産状況表の作成が必要 会計書類は作成し保管する 特に規定なし
ガバナンス 財団法人理事会には最低1人の適格な地域のメンバーは必要。保護者 財団法人理事会はオフショア企業または自然人でも可。ベリーズ現地の理事長最低一人必要。保護者 財団法人理事会はオフショア企業または自然人でも可。ガーディアン
守秘義務 公文書での創設者、受益者の開示は不要 公文書に受益者や創設者の名前は記載不要 公文書に受益者や創設者の名前は記載不要
目的 家族、慈善または協会のサポート 公益または非公益の両方が可能。その他の自然人、法人利益のため 主に子供の養育費および家族、その他の自然人、法人の利益のため
債権者 財団法人の負債の返済においては債権者には財団法人の資産のみが充当可能 財団やそのメンバーを相手に訴訟をおこす原告または申請者は訴訟手続きの成功または不成功に関わらず最低US$50,000または裁判所より言い渡される訴訟費用の支払いが必要 財団法人の負債の返済においては債権者には財団法人の資産のみが充当可能
言語 ドイツ語 英語 英語

*費用については弊社までお気軽にご相談ください。上記司法管轄以外でも設立を行っております。

財団法人とは、財団法人の要素

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